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2010年2月東京遠征記③

2日目朝。ホテル内で朝食。朝食付きのプランにしていたらビュッフェ形式ではなく、卵料理と飲み物を選択するアメリカンブレックファースト。オムレツ、ソーセージ、グレープフル―ツジュース、コーヒーを選び、それにヨーグルトが付き、パンはテーブルに持ってきてくれる中から好きなだけ。


私は、ビュッフェよりもこの形式の方が好み。味も良かったです。後で知ったのですが、ホテルのメインダイニングだったようで、普通に食べに行ったら朝食だけでもかなりのお値段するみたい(←ANAのパックはやっぱりお手頃です)。


ただ、残念だったのは、あまり慣れていないスタッフが多かったみたいで。。。ちゃんとフォークとナイフを揃えて「終了」の形にしてるのに、食べ残しがある方のお皿をいつまでも引かない。テーブルにきてもコーヒーのカップが空になっているのにも気づかない。


ついついスタッフの働きぶりを観察するくせがついてまして、ちょっとイライラしていると、リーダーらしき男性スタッフがその両方に気付いてくれました。ずっと見ていたけど、その人がレストラン内に気を配り、指示を出したり自らも一番動きまわってたので「あの人、ひとりで大変そうだな~。新人さんばっかりなのかしら?やけに慣れていない子ばっかりだけど・・・」と思ってました。


それでも、私は観察していたので「大変そうだ」と感じたものの、表情に出しているわけでもなく、慌ててる様子もなく、いたって冷静でスマートな接客。「プロだな~」と感心いたしました。


お昼は銀座でイタリアンにしようと計画していたので、朝食は軽くしとこうねと従妹と話合っていたものの、結構お腹いっぱいに。



今日は銀座で買い物&食事の予定なので、早々にチェックアウト。荷物をホテルに預けて、歩いて向かった先は銀座三越。お目当ては堂島ロール。ってね、いままで何度も大阪へは行っていながら、また食べたことがなかったもので、三越に店舗あるなら行ってみようかってことに。。


で、開店直後に行ったというのに、すでに行列ができてました。。。並ぶの嫌い。。。でも、せっかく来たのでとりあえず並ぶ。20分ほどで無事購入。これでイマイチの味だったらガッカリだぞー。取り置きしてくれるみたいだったので、3時間後に取りにくることにして次のお買い物へ。


従妹のお目当て、ヴィトンへ。旦那さんから誕生日祝いにもらったお金でお財布を買い替えるんですって。いいな~。ビンボーな私はもちろん付き添いでございますよ(涙)。かれこれ10年くらいヴィトンのお財布使ってますが、買い替える予定などございませんことよ(丈夫だし、まだまだ使えるもん)。


まあ、世の中不況とはいうものの、お店の中は結構なお客さんの数(その半数以上は中国からの観光客みたいでしたけど)。店員さんをつかまえるのも順番待ち。少し待っていると、それはそれは感じの良い可愛い店員さんが応対してくれました。


付き添いの私は、またもや観察開始。それにしても、なんて気持ちの良い接客。フレンドリーなんだけども品が良くて、なにより笑顔に嘘がなくて素敵。商品の説明もわかりやすい。


「このお財布のシリーズで同じ素材のバックもあるんですよ。ご覧になりませんか?」とオススメされて「いいえ。見ても予算がないので買えないから。。。」とお断りすると「そんなことは気になさらないで、ご覧になられてください。」と持って来てくれ、本当に見るだけでも嫌な顔は絶対に見せないし。すっかりこの店員さんのファンになってしまい、従妹はお財布とお揃いで予定外のキーホルダーも購入。


あー。私がセレブだったら、バックくらい買うのに。。。貴女の売上に貢献するのに。。。ごめんね、万年金欠のヲタクだもんで。と心の中でつぶやきましたよ。


こんな私が買えるのは、せいぜいキーホルダー。。。キーホルダー。。。そうえいば、いま使ってるやつ。これも随分前に買ったヴィトンのやつだけど、ちょっと変形してきたよな~。。。



買っちゃった♪ だって、あまりにも店員さんが素敵だったんだもん。


さて。お会計の時にあることに気付いたのですが。値段を読み上げている彼女の「消費税」の発音に違和感を覚え、ネームプレートを見てみると。。。うそっ、日本人じゃなーい!でも、綺麗な日本語で敬語も完璧だったし。きっと小さいころから日本に住んでるのね。きっと、そうよね。


しかし、私も従妹もそれまでまったく気付かなかった。そういえば、他の店員さんが中国人のお客さんとトラブってるときも、さり気なく助け舟だしてた。通訳してあげたり、「大丈夫?」と気遣ったり(←もちろん、しっかり観察)。その時は「中国語も喋れるんだ~」と感心したのだけれど。


「日本語お上手ですね。日本には何年くらいいらっしゃるんですか?」と聞いて、その答えにこれまたビックリ!「ありがとうございます。でも、まだまだです。日本に来て6年になりますが、日本語の勉強は大学に入る前の1年間だけしかしておりませんので。。。」

 
ええーーー!?それで、そんなに流暢に喋れるなんて信じられない。たしかに「消費税」の発音は難しかったのかもしれないけど、それがなかったら私ら最後まで気付かなかったわ(30年以上日本にいるアグネスチャンと比べ物にならないくらい喋れてるし。。。と、あとで従妹と話したんだけど。例えが古いわ。年代感じるわ、笑)。中国の人って、やっぱり頭が良くて勤勉なんだね。


接客も素晴らしかったし、私が将来まかりまちがってセレブになったならば(宝くじにでも当たらなきゃ無理だけど、笑)、また会いに行きたい(そして思う存分お買い物したい)と思わせてくれた素敵な店員さんでした。



さて。さわやかな気分でヴィトンをあとにし、お次はコスメコーナー。「みぃが使ってるMACのグロスがめちゃくちゃ良くて、唇がプルンってなるよ」と従妹に教えながらウロウロしていると丁度MACのカウンター。


早速グロスを見ていると、「いらっしゃいませ~」と声をかけてきたのは男性の店員さん。長身でイマドキな風貌。私が苦手な髭もワイルドな感じで似合ってましたが。。。ちょっと舌足らずなおネエ言葉(笑)。手首にはお花巻いてるし。


そんなおネエで見た目ワイルド系な彼に、「輪郭をきちんを描いてからだと、グロスだけでもぼんやりしないですよ~」とやってもらいながら色を決めて購入。それにしても、インパクトのある店員さんでした。



そろそろお昼。同級生にオススメされていたイタリアンに行く予定でしたが、なんせ昨日から美味しいものばかり食べ過ぎててあまりお腹が空いていない。でも、早く食べないと帰りの便に間に合わなくなる。ってことで、今回は泣く泣くイタリアンを諦めて、デパート内のレストランで軽く食べることに。


で、軽くお蕎麦でも。。。と思ったけど、すごい行列。。。並ぶの嫌い。。。結果、並ばずに入れたのでお寿司に。←結構重いよ(苦笑)。


お昼も済ませて、堂島ロールも受け取ったら、そろそろホテルに預けた荷物を取りに行かなくちゃいけない時間に。1泊2日なんてあっという間です。



銀座8丁目~4丁目を往復し、デパートを2軒まわり、ホテルに戻ったところでロビーでしばし休憩。普段めったに歩かない、移動はもっぱら車の田舎暮らしなもんで、二人とも1年分は歩いた!特に従妹がぐったりしておりました。


そして、やや元気を取り戻したところで空港へ。ここで、冷や汗もんのハプニングが起こるのですが。。。それは④につづく。←ひっぱりすぎ(笑)。
by rei8s-cool8b | 2010-03-06 15:58 | 遠征記

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by rei8s-cool8b